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ハイブリッドウッド

 

ハイテクノロジー《最新技術》+ファインケミカル《高度化学》+伝統技術
=トリプル・ハイブリッド(複合)高性能集成材車輪

 
木製の車輪半間(ハンマ)と呼ばれる木製の車輪は、佐原の大祭、潮来祇園祭、成田祇園祭などの大人形を載せた山車に使われています。従来、欅の無垢材が使われ、大木の立木からでなくては材料が取れないため、希少価値から高額になるばかりでした。そこで登場したのが欅集成材の車輪ですが、技術的にも過渡期であり、いろいろ課題があったようです。

 
木製の車輪この車輪は、集成材の最新技術を使い高性能プレカット工場で一枚板の車輪として作られています。接着剤は集成材百年といわれる歴史の中で、硬木に対して最高の接着力のある高度化学の結晶ともいえるボンドか採用されています。防水にガラス塗料も使われています。仕上げは、伝統技術を持った宮大工が腕をふるっています。

 
木製の車輪強度がある上、価格も無垢材に比べかなり低価格となります。これこそ欅集成材をいかした決定版と言える木製車輪です。

 
木製の車輪写真は牽きまわされる山車の様子
平成17年7月の3日間で行われた祭本番では、4トンと言われる重量のある山車を難なく支え、完成精度の高さからか、今までの無垢の車輪に比べ山車の進行が早いうえ、のの字廻しと言われる曲牽きも山車が揺れることなく、きれいに円を描いて行われました。

 
木製の車輪 木製の車輪
 
《ガラス塗料を塗布する様子》
木製の車輪