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募集!!!">責任施工契約店 募集!!!

 弊社工法ファインクリスタルS&TOP工法が国交省新技術検索システム(通称NETIS)へ、正式登録となりました。
 
1.公共工事の増加と、NETIS技術の活用率UPの傾向は続いていく

⇒NETIS工法の採用チャンスは非常に多い

 
2.昨年4月のNETIS実施要領の改正以降、新技術のNETIS登録のハードルが上がり、NETISの新規登録数は抑制傾向。一方、既存NETIS技術は登録終了を迎える。

⇒NETIS技術のライバルが減る可能性大

 
以上のように、非常に有利なタイミングでのNETIS登録となりました。
 
一方、NETISの実施規約には、
・活用の中止もしくは中断
・活用にかかわる責任
・第三者に及ぼした損害
・瑕疵担保
・無過失責任

など、細かな制約や決まりごとがあり、一施工業者の規約違反は、弊社及び他の施工業者の不利益に直結します。
 
これらの実施規約に鑑み、NETIS登録のファインクリスタルS&TOP工法に関しては、弊社と「NETIS工法に関する事業者契約書」を締結する事業者による責任施工体制としております。
 


この事業者契約についての詳しい内容につきましては、弊社営業担当 篠藤宛に、ご相談ください。

 
 最後に、S&TOP工法に関しての今後の事業展開について、ご説明します。
 当然ですが、弊社のNETIS掲載期間も5~10年間ですので、早急に全国全エリアで施工体制の完備を目指します。

 すでに弊社では懇意元請様への告知を開始しており、長年お付き合いのある共立建設㈱ 様から、来年度施工の高速道路橋脚への工事採用のご相談もいただいております。このように、NETIS認定取得となりますと、元請会社の対応も大変良好となります。

 目標とするところは、公共工事への採用実績を積み重ね、NETIS掲載において「有用な新技術」としての評価をいただき、その評価された性能をもとに建築分野でのシェアも広げていきたいと考えております。

また、
・一部の都道府県の土木工事に適用される新技術活用(いわば県版NETIS)
・NEXCO総研の「新技術入力システム」
・首都高速道路㈱の「新技術の募集」

など、国直轄工事以外の分野においても、NETIS登録技術は登録が可能になります。
このような、他の分野への登録も、積極的に取り組んでまいる所存です。

 以上のご案内は、契約事業者の一般募集に先駆けて、弊社施工協力店様へのご案内です。
 各エリアの契約店数は制限する予定ですので、前向きにお考えの方は、お早めに弊社との契約をご検討くださいますよう、お願い申し上げます。
 
末筆ながら、皆様の益々のご発展とご健勝をお祈り申し上げます。
 


この事業者契約についての詳しい内容につきましては、弊社営業担当 篠藤宛に、ご相談ください。


国交省NETIS 技術情報ページへは、下記のバナーをクリックして、
国交省NETISトップページ「新技術の検索」の欄「CB-150008」で検索して下さい。
NETIS新技術情報提供システム

適合範囲

(1)適用可能な範囲
・塗布作業の可能なコンクリート構造物
 
(2)特に効果の高い適用範囲
・既設コンクリート構造物
・沿岸部、寒冷地等、厳しい環境条件における、新設コンクリート構造物
・摩耗対策や粉塵対策などの、表層部改質の必要なコンクリート面
 
(3)適用できない範囲
・コンクリート表層に塗装や撥水剤処理がなされ、本液の浸透を妨げるもの
・セメント成分を含まないもの(樹脂コンクリートなど)
 
(4)適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・土木学会(JSCE-K 571-2010 JSCE-K 572-2012)
・土木学会発刊 コンクリートライブラリー119 表面保護工法設計指針(案) 表面含浸工法
・土木学会発刊 コンクリートライブラリー137 けい酸塩系表面含浸工法の設計施工指針(案)
 
(5)既設コンクリートの場合の注意
・劣化過程が潜伏期までにある構造物が原則
・進展期の段階にある場合、断面修復工等の前処理が必要。

適用条件

(1)自然条件
・施工面5℃以下での施工は避ける
・A液とB液との塗間隔は、48時間以上1ヵ月間以内
 
(2)現場条件
・コンクリート表面が素地のままであること
・材料、工法を熟知した技術者が必要
 
(3)技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし
 
(4)関係法令等
ファインクリスタルトップについては以下の法令が適用される
・消防法 :第4類第一石油類 危険等級Ⅱ
・有機溶剤中毒予防規則 :第2種

効果

(1)どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)

・従来技術のけい酸塩系表面含浸材のうち、主に使用されるけい酸ナトリウム系は、水が存在する条件下で、コンクリート中の水酸化ナトリウムと反応して形成されるカルシウムシリケート水和物によって、空げきを充填する。この改質機構により、ひび割れ充填、コンクリート表層部の緻密化に対応していた。
・新技術は、ケイ酸アルカリに適切な触媒を配合したA液を、適切な施工方法でコンクリートに含浸させることにより、カルシウムイオンとの反応後、コンクリート内部に不溶性のガラス物質を生成する。このガラス物質で空げきを充填することにより、表層部を緻密化し、二酸化炭素の侵入を抑制する。
・次に、UVカットポリシロキサン撥水剤のB液を含浸させることにより、コンクリート表面に撥水層を形成する。
・A液とB液の両方の改質効果により、コンクリート表層部において、水・塩化物イオンの侵入を抑制し、塩酸等による化学的侵食を抑制する。
 

(2)期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)

【品質】
・不溶性のガラス物質による空げき充填により、表層部緻密化・中性化抑制効果等が長期にわたり持続する。
・不溶性ガラス物質による改質後、UVカットポリシロキサン撥水剤を塗布することにより、従来技術の評価基準以上の劣化抑制効果が付与される。
・浸透系改質工法なので、コンクリート躯体内部に水分をとどめない。
・UVカットポリシロキサン撥水剤を塗布することにより、防汚効果が付与される。
 
【工程】
・けい酸アルカリの反応において、従来技術は湿潤養生が必要であったが、新技術は不要であり、施工性が向上する。
 


新技術と従来技術の比較(けい酸塩系表面含浸材は、一般的なナトリウム系を想定)

項目  ファインクリスタルS&TOP工法  けい酸塩系表面含浸材 
改質機構  不溶性ガラス物質による空げき充填+ポリシロキサン撥水層で改質層を形成  カルシウムシリケート水和物による空げき充填 
品質  ①不溶性ガラス物質による効果持続性②評価基準以上の劣化抑制性能②防汚効果③表層部緻密化④ひび割れ充填  ①評価基準同等の劣化抑制性能②表層部緻密化③ひび割れ充填 
工程  施工前の事前散水や、湿潤養生が不要  事前散水や湿潤養生が必要 


評価基準と性能グレードの比較表

試験結果

技術の概要

ケイ酸アルカリを主成分とする浸透性常温安定ガラス生成剤をコンクリートやモルタルに含浸させることにより、 コンクリート内部のカルシウムイオンと置換反応を起こさせる。このことにより、コンクリート内部に不溶性のガラス物質を生成し、劣化因子の侵入を抑制でき、かつ、表層部を緻密化することにより、表層部強化がされる。
また、無機系塗布剤のUVカットポリシロキサン塗料により、コンクリート表面に撥水層を形成し、高い遮水性能・化学的浸食の低減を図れる。
 

特長

●遮水性能
吸水率試験において、吸水に対する抵抗性87%という高い抑制効果が確認されました。
コンクリート表層部の質感を変えずに、高い遮水性能が付与されます。
 
●凍結融解対策
スケーリングに対する抵抗性試験において、質量損失抑制比78%という高い抑制効果が確認されました。
寒冷地での外部暴露における、ロングライフサイクルコストの低減につながります。
 

 
●塩害対策
塩化物イオン浸透に対する抵抗性試験において、抑制率62%という高い抑制効果が確認されました。
塩害による鉄筋コンクリート構造物の鉄筋腐食対策として、大変有効です。
 
●酸に強い
化学的浸食量に対する抵抗性試験において、 抑制率64%と言う高い抑制効果が確認されました。
昨今の大気汚染物質、PM2.5、酸性雨などの化学物質から、コンクリートを保護する対策として非常に有効です。
 

 
●高い透湿性能
透湿度試験において、透湿性95%が確保されていることが確認されました。
コンクリートの躯体内部に水分を留めない、理想的な 表面改質工法です。
 
●優れた表面改質効果
耐摩耗性能向上、表面硬度の著しい向上などすぐれた表面改質効果が発揮されます。

技術概要

技術名称【コンクリート劣化防止工法 ファインクリスタルS&TOP】
コンクリート表面に液体ガラス系材料を浸透させることにより劣化抑制
表層部緻密化等の改質効果を付与する技術

登録No. CB-150008-A

(1)何について何をする技術なのか?

・コンクリート表面にA液(浸透性常温安定ガラス生成剤)を含浸させ、コンクリート表層部の空げきで不溶性ガラス物質を生成させる。このガラス物質による空げき充填により、表層部を緻密化し、二酸化炭素の侵入を抑制する。
・次にB液(UVカットポリシロキサン撥水剤)を塗布することにより撥水層を形成させる。
・A液とB液の両方の改質効果により、水・塩化物のイオンの侵入を抑制し、塩酸等による化学的侵食を抑制する。
・A液B液ともに含浸系改質剤であり、表層部緻密化効果と相まって、その改質効果は長期にわたり持続する。
・新技術の性能グレードは、「コンクリートライブラリー119 表面保護工法 設計施工指針(案)」工種別マニュアル編p165に記載の、けい酸塩系表面含浸材の評価基準に対して、塩化物イオン浸透抵抗性・透水性・吸水性・水蒸気透過性は評価基準を上回り、中性化深さは評価基準を満たしている。

(2)従来はどのような技術で対応していたのか?

・けい酸塩系表面含浸材により、ひび割れ充填、コンクリート表層部の緻密化に対応していた。

(3)公共工事のどこに適用できるのか?

・既設コンクリート構造物の予防保全型維持管理
・沿岸部、寒冷地等、厳しい環境条件における、新設コンクリート構造物の劣化抑制
・摩耗対策や粉塵対策などが必要なコンクリート面の表層部硬質化


材料物性

材料名称 一般名称 溶媒 荷姿
(A液) セラグシタール 浸透性常温安定ガラス生成剤 20kg缶
(B液) ファインクリスタルトップ UVカットポリシロキサン撥水剤 イソプロピルアルコール 16L缶

 


S&TOPモデル図 S&TOPモデル図
A液とB液が浸透し細孔部が充填されたモデル図

NETIS新技術情報提供システム


NETIS新技術情報提供システム

国土交通省 新技術情報提供システム(通称NETIS)

「コンクリート劣化防止工法 ファインクリスタルS&TOP」

が登録されました。(登録番号CB-150008-A)


国交省NETIS 技術情報ページへは、下記のバナーをクリックして、
国交省NETISトップページ「新技術の検索」の欄「CB-150008」で検索して下さい。
NETIS新技術情報提供システム

新技術情報データベースNETISプラスにても、登録内容をご確認いただけます。
こちらはダイレクトに「ファインクリスタルS&TOP工法」の詳細ページにリンクしております。topbnr06

都道府県におきましても、「ファインクリスタルS&TOP工法」は
以下のように発表・登録を行っております。

千葉県
土木技術講習会【平成27年度 第2回ちば千産技術・新技術発表会】にて発表 千葉県庁HP 提案された技術

静岡県
交通基盤部 技術管理課 「新技術・新工法情報データベース」登録 登録番号1571

兵庫県
公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター 「新技術・新工法活用システム」登録 登録番号160012

下記の画像をクリックするとカタログPDFをご覧頂けます。
S&TOP_omote S&TOP_ura

ファインクリスタルS&TOP については、契約店による責任施工となります。

現在、契約業者様を募集中です。
詳しくは、(有)タートル 営業 篠藤 までお問い合わせください。